不妊検査中の妊娠…妊娠に影響でない?

不妊症の検査の途中で妊娠しても大丈夫?

女性ですら遠巻きにされがちな「レディスクリニック」を

少しでも身近に感じていただきたい!

そんな思いからレディスクリニック質問集シリーズを始めました。

毎回、実際にレディスクリニックへ寄せられた女性からのご質問を

ピックアップしてご紹介しております。

●これからレディスクリニックを受診する女性

不妊症の検査を受けている時に妊娠してもいいの?

●医師の回答(概要)

不妊症の検査は妊娠を目的としたもので

検査の最中に妊娠されることは好ましいことであり妊娠には全く影響はない。


女性の不安に寄り添ってくれるのが「レディスクリニック」

この女性の気持ち、とってもよく分かります!

みなさんはいかがですか?

レディスクリニックはよく分からないという方、

こんな質問でもいいの? 検査の予定が狂って怒られない? 

予定外に妊娠したら検査によって悪いことが起こったりしない?

なんて、不安になるのは当然のことです。

だって、「分からない」という状態そのものに人は

ストレスを感じるものなのですから。

ただ、今回のQ&Aはいくつかのことが前提となる医師の回答なので、

少し解説が必要なのかなと個人的には感じました。

不妊症の検査がどういうものなのか、どうして大丈夫なのか、

ちょっとだけ踏み込んでみたいと思います。

不妊症の基礎的な検査、その具体的な内容

不妊症かどうか調べるための基礎的な検査となるのは、

超音波検査、ホルモン検査、フーナーテスト、子宮卵管造影、精液検査などです。

・超音波検査:超音波を発する端子を膣から挿入して、

子宮や卵巣の様子を画像化します

・ホルモン検査:血液や尿を採取して各種ホルモンの値を調べます

・フーナーテスト:医師が指定したタイミングで性交し、

そのあとで子宮頚管内の粘液を採取して顕微鏡で調べる検査です

・子宮卵管造影:子宮に造影剤を流し込み、卵管などに異常がないか調べる検査です

・精液検査:男性の精液を採取して正常率などを調べる検査です

私の知るレディスクリニックの1つ、神戸ARTレディスクリニックの

HPには他の検査についても詳しく記載されていましたので興味がある方は

不妊治療の検査内容を直接チェックしてみてください。

医師が「検査は妊娠に影響しない」と回答した理由

先ほどご紹介した内容から、子宮内に造影剤を注入したりする検査が

あることが分かりますよね。

検査内容によっては、妊娠している女性に対する悪影響が懸念されます。

でも、医師は大丈夫と回答しています。

それはどうしてかというと、検査内容は医師が一方的に決めるものではないからです。

実際にレディスクリニックを受診してみれば分かることですが、

医師は基本的に問診を重視します。

血液検査や尿検査で下調べをして、大丈夫、もしくは必要、

絶対必要、と思われる検査をおすすめしてくれます。

そして、たとえ必要でも、患者がそれを望まない場合には実施しません。

ちなみに、尿検査ではその場で妊娠の可能性を判別できますよ!

私が通っていたレディスクリニックでは、診察前に必ず尿検査をしました。

その分待ち時間が発生しますが、おかげで安心して医師に相談できたわけです。

逆に考えると、もし患者の意思や体調を無視して検査や治療を押し付けてくるような

医師であれば、その病院は「あなた」には合っていないのだと思います。

女性の皆さまが、きちんと向き合え、信頼できる医師と出会えることを祈っております。

30代からの不妊治療や検査のことブログでつづる

30代不妊治療について思うこと。不妊治療を知り、妊活から体外受精や顕微授精についてまで、自分のペースで調べていきます。