コロナで運動不足。不妊にも?

コロナで増殖中、糖尿病で不妊症に!

新型コロナウィルス感染症の流行拡大で、日本は大緊縮時代を迎えました。

日本だけじゃないですよね。

海外のほとんどの国が活動を制限せざるを得ない状況に陥っているのですから。

ところで、皆さま、運動不足になっていませんか?

運動不足は成人病の原因、健康の大敵です!

特に、妊娠適齢期の女性にとっては不妊症を招く巨悪です!!

糖尿病がどうして不妊症を招くのか、また、糖尿病を予防するには

どうしたらいいのかご紹介します。

●糖尿病と不妊症の関係

糖尿病には1型と2型があります。

それぞれ不妊症との関連性が異なるとのことです。

糖尿病1型の場合:糖尿病1型ではインスリンの分泌量が低下します。

インスリンは卵胞の発育に必要なホルモンなので、インスリンの不足が排卵障害を

引き起こし、不妊につながるそうです。

糖尿病2型の場合:糖尿病2型では血中インスリン濃度が高い状態が継続し、

卵巣漿膜の肥厚による多嚢胞性卵巣症候群を引き起こすそうです。

多嚢胞性卵巣症候群になると卵胞が成熟しても

排卵できなくなってしまい、不妊になります。

こうなってくると糖尿病を治療しないかぎり妊娠できませんので、

まずは不妊治療を受けられる状態に持って行かなければなりません。

「そんな遠回りはいやだ!」という方は、そもそも糖尿病にならないことが大切です。

糖尿病になってしまっている方はとにかく早く治療を開始してください。

そして、まだ糖尿病になっていない方は、予防を意識して過ごしましょう。ぜひ、今日から!

参考:日本産科婦人科学会

http://fa.kyorin.co.jp/jsog/readPDF.php?file=64/9/06409N0242.pdf

糖尿病を予防するには?

1・お米やパンの量を少し減らしてみる(ゆる~い糖質制限)

ゆる~い糖質制限で、糖質の摂取量をこれまでより減らしてみるのはいかがでしょうか?

完全に糖質を断つのはとっても難しくて、なかなか続けられるものではありません。

これまでよりもお米やパン、麺類、どんぶりの量を減らし、

その分サラダやスープを増やすようにしてみてください。

また、食べる順番でも糖質の吸収量が変わってきます。

なるべく多くの種類の食材を使った食卓を、野菜や汁物から

しっかり噛んで食べるようにしましょう。飲み物は甘いものを避け、

ノンシュガーのお茶やコーヒーを選びます。

これを心がけるだけで、かなり健康的な食生活になるはずです。

さらに、ちょっとハメを外して不健康な食べ物をたくさん食べてしまった翌日、

お酒を飲みすぎてしまった翌日などは、

雑穀がゆ、野菜スープなどを中心に、食物繊維を多くとりつつ

胃腸をいたわるように心がけていただきたいと思います。

2・歩く距離を少し増やしてみる(かる~い運動)

運動不足はちょっとした工夫で改善できます。

毎日会社に通勤している方は、移動の際にエスカレーターや

エレベーターを使わないこと、出社または帰宅の際に、

公共交通機関の1区間分だけ歩くなど、お金を使わない手軽な方法がたくさんあります。

オフィスワークの方では、椅子に座ったままもも上げ体操、

人知れずたまに空気椅子、重心を後ろに置きつつ背もたれから体を浮かせて

こっそり腹筋、などを実行している方もいらっしゃるのだとか。

ポイントは、無理なく徐々に運動量や負荷を挙げていくことです。

まずはちょっとだけ歩いてみる、ちょっとだけストレッチをしてみる、

それだけでも構いません。まずは始めること、それが大事なのです!

3・タバコを減らす

喫煙者の方は、最近タバコにいくらお金を使ったか思い出してみてください。

タバコをちょっと減らすだけでお小遣いをかなり確保できるのでは?

それでなくても、タバコを吸うとインスリンの分泌が減り、

同時に作用が低下するので、糖尿病一直線です。タバコを吸う本数を減らす、

そして最終的には絶つ、それが、とっても効果的な糖尿病の予防法となります。

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30代不妊治療について思うこと。不妊治療を知り、妊活から体外受精や顕微授精についてまで、自分のペースで調べていきます。