不妊検査前に自分の生理痛の振り返り…

私の月経症状

生理。月経。月の物。

おんなのこの日。

いろんな呼び方がありますよね。でも、月経の悩みがあっても

他人にはなかなか相談できないものです。若い方はなおさらでしょう。

今回は月経にまつわる個人的なお話をします。

もし私が自分の症状を公開することで、

誰かが「私だけじゃないんだ」「私の症状も異常なんだ」

と気が付いてくれたらうれしいです。

痛みがあっても「そういうもの」なのだと思っていた

月経が始まる1週間前あたりから下腹部のはり、

重だるさを感じるようになり、食欲不振と睡眠不足でどんどん体調が悪化します。

月経開始の日には鈍痛などというものではなく、

下腹部を内側から竹串で刺される(刺され続けるような)痛みに

さいなまれるようになります。中学時代から痛み止めは必携アイテムでした。

同時に吐き気もひどく、授業に差し支えることも多かったので、

勉強についていくのが大変だった記憶があります。

月経開始といっても素直に始まるわけではなく、

おなかの中でどこかが閉じているような感覚で、

それをこじ開けるために無理やり圧力が高まって、

ようやくじわじわ経血が流れ始める。そんな感じでした。

経血が流れ始めても安心はできません。

夏場でも手足がどんどん冷えるので、蒸し暑い日でもとても

ミニスカートなど履けませんでしたし、制服の下には常に厚手のタイツを履いていました。

もはやストッキングなどというものではありません。タイツです。

しかも、締め付けのきついタイツだと余計に痛みが増すので、

あえて2サイズは大きいものを選んだり、

ソフトタイツを選んだり。見た目は二の次というか、

もはやどうでもいいとさえ思っていましたね。

月経前症候群がよりいっそう月経中の体調不良を悪化させていた

こうして振り返ってみてわかったことがあります。

それは、月経前症候群の辛さが、その後に続く月経期の体調不良を

よりいっそう増悪させていたということです。

例えば痛み止めです。痛み止めはその時を乗り切る役には立ちますが、

根本的な問題解決にはならないばかりか、

効果が切れたあとにはさらなる痛みをもたらす副作用があるのです。

多用すれば月経前症候群はどんどん治りにくくなります。

また、気持ち悪いからと食事を削ったり、そわそわして落ち着かないからと

あまり眠らなかったのも自滅行為でした。

月経前には十分な栄養補給と睡眠確保が欠かせなかったのです。

これらの体験から、月経前、月経中のつらい症状は「がまん」ではなく、

なるべく早い段階から解決を目指して動き始めるべきだと考えます。

若い女性のみなさん。

そして、身体の状況が変わりつつある女性のみなさん。

気になる症状は放置せず、前向きに対処することをおすすめします。

生理痛と不妊治療に関するクリニックの回答

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30代不妊治療について思うこと。不妊治療を知り、妊活から体外受精や顕微授精についてまで、自分のペースで調べていきます。