結婚後の不妊検査受けるべきか

不妊治療のクリニックは行きにくい?

レディスクリニックの存在を心強く感じている女性は多いはずです。

でも、その一方で敷居が高い、怖いと感じている女性も多いのではないでしょうか?

厚生労働省によると、夫婦全体の35%が不妊症を心配していると言います。

そのうち、不妊症の検査や治療を受けているのは18.2%に留まります。

気になるけどなかなか動けない。

気後れしてしまう。

レディスクリニックが怖い。

不妊治療も、検査もハードルが高いように感じる。

そんな方々のために、レディスクリニックや不妊治療、不妊症の検査について、

「みんなの知りたいこと」をまとめてみました。

不妊症なのではないかと不安な方はぜひご参考になさってもらえたら幸いです。

●質問

結婚後、不妊検査はするべきか?

●回答

避妊をせずに妊娠しない期間が2年以上の場合を不妊症といいます。

ただ、避妊をしなかった場合、1年で80%の方が妊娠しますので、

1年たっても妊娠しない場合には検査を始めたほうがいいでしょう。

不妊の場合は早めに、若いうちに治療を始めたほうが

妊娠の可能性が高くなるのも事実です。

不妊治療クリニックを受診する「基準」

不妊治療のクリニックやレディスクリニックでは婦人科系の検査、

病気治療や、不妊症の検査、治療を行う場所です。

一般的な病気……風邪やインフルエンザではお世話にならないので、

自分が受診するべきなのかどうか判断できない場合が多いようです。

「基準」をはっきりさせておくと迷わずに済みますよね?

まず、不妊症は「症候群」なので、不妊症かどうかの決め手は

「避妊せずに妊娠しない期間」になります。

私の知る神戸ARTレディスクリニックでも

「1年間」を不妊症の定義に定めています。

夫婦が避妊せずに夫婦生活を持ち、それでも1年間妊娠しなければ

不妊症というわけです。

ただし、夫婦の年齢によっては1年間様子を見ているうちに

手遅れになるケースも考えられます。

夫婦の年齢によっては避妊せず1年、は長すぎる

妊娠できる確率は歳をとるほど下がっていきます。

女性の場合は35歳を境に急激に下がります。

男性の場合も精子の活動率が下がったり、正常な精子の割合が

下がったりするようです。

ご夫婦が20代ならば1年2年様子を見ても、まだ数年単位の余裕があります。

でも、30代以上のご夫婦では、様子を見ている間に治療にかけられる時間がな

くなってしまう可能性を頭に入れておかなければなりません。


30代からの不妊治療や検査のことブログでつづる

30代不妊治療について思うこと。不妊治療を知り、妊活から体外受精や顕微授精についてまで、自分のペースで調べていきます。