不妊治療といっても治療に種類がある

不妊治療にはどんなものがあるのか

不妊症の治療を受けるべきかどうか迷っている女性は多いかと思います。

そもそも不妊症を確認するための検査を受けるかどうか。

不妊症だとわかった時にどうしたらいいのか。

もし治療を受けるとしたらどんな治療法を選ぶべきなのか。

こういった点で迷いが生じがちですが、実際に検査を受けて

不妊症が確定すれば問題は女性本人だけのものではなくなります。


経済的、精神的な側面で夫婦の協力がなければ不妊治療の成功は難しいと言われており、

異なる立場の男女が話し合う中でどんどん新たな悩みが立ち上がってくるでしょう。

不妊治療を受けるかどうかは別として、まずは不妊治療にどのような種類が

あるのか知っておくことが大切です。

不妊治療の種類と分類

不妊症の治療方法は大きく分けて4種類です。

タイミング法、排卵誘発法、人工授精、体外受精

このうち体外受精については生殖補助医療(ART)という特殊な分類になり、

政府による助成金が付与されます。

ただし、条件を満たしている必要があるので補助金を受給する権利があるかどうかは

所管の自治体に確認するようにしてください。

体外受精の場合、さらに高度な治療方法である顕微授精との区分があります。

体外受精と顕微授精はいずれも高度生殖医療の産物で、

日本ではまだまだ歴史が浅い領域です。この治療を受ける際には

受診する医療機関や担当医の実績をきちんとリサーチしたうえで進めるようにしましょう。

検査の結果病気が見つかればその治療が先決

タイミング法、排卵誘発法、人工授精、体外受精という

ざっくりした不妊治療の種類に加えて、治療に先んじて行う検査で病気が

見つかった場合についても把握しておきたいところです。

まずは一般不妊検査で不妊症の原因があるかどうか、

また、特定できるかどうかを調べます。

異常が見つかればなぜそれが起こっているのか原因を特定し、

不妊症の原因疾患の治療へ。

この時点でなんら異常が見つからなければ精密検査を行い、

ここで異常が見つかれば原因の特定と原因疾患の治療へ進みます。

精密検査でも不妊要因が分からない原因不明不妊については、

治療を望まれる場合タイミング法から徐々にステップアップしていく運びになります。

ただし、女性の年齢が35歳以上であるケースでは時間的猶予がないため、

最初から人工授精を医師から提案される可能性が高いので、

該当する女性は検査を受ける前に心の準備を整えておくことをおすすめします。

高度生殖医療(ART) 、 体外受精について

30代からの不妊治療や検査のことブログでつづる

30代不妊治療について思うこと。不妊治療を知り、妊活から体外受精や顕微授精についてまで、自分のペースで調べていきます。