不妊検査までの準備から受診へ
検査直近の準備は大丈夫?
婦人科・産婦人科・レディースクリニックでは
子宮や卵巣の病気を治療したり、産科の取り扱いがある病院であれば
出産までカバーしています。
もちろん不妊症の検査や治療も守備範囲内。
しかし、子どもを望む女性が不妊症の検査を希望しても、
当日すぐにすべての検査を受けられるわけではありません。
不妊症の検査を受けたい女性が基礎体温表を付けていない場合、
基礎体温表を作るために1か月から2か月程度の準備期間を設けることになります。
その間にも受けられる検査があることはありますが、
「どんな検査をいつ行うべきか」判断するにはやはり基礎体温表が必要なのです。
基礎体温表がある程度の長さになれば、あとは病院におもむくだけです。
ただし、現場で本人が不愉快な思いをしないため、
また、医師や看護師への礼儀としてまだなすべき準備があるので
注意していただきたいと思います。
受診前にリサーチした内容、自分で気づいた内容をまとめました。
初めてレディースクリニックを受診する女性の参考になりましたら幸いです。
予約は来週!月経周期や体調は大丈夫?
レディースクリニックを受診する当日の持ち物は
・健康保険証
・基礎体温表
・他の病院での治療記録や検査結果
・お薬手帳
などです。個人的にはさらにペンとメモ帳、クリアファイルなども
あるといいかなと思いました。
初診の段階から医師はいろいろなアドバイスをくれます。
無駄にしたらもったいないですよね。
記憶力に絶対の自信がある方なら問題ないのかもしれませんが、
私は常にメモ帳をカバンに入れるようにしています。
レディースクリニックを受診する前日
婦人科・産婦人科で最も基本となる検査は基礎体温測定です。
体温の変化を見れば排卵があるかどうか、ホルモン分泌の変化が
適正に起こっているかを推測できます。
次に視診と触診で貧血の有無、外陰部の異常の有無、
おりものや分泌物の異常の有無、膣や子宮や卵巣の状態を調べます。
このために、診察前日には以下の行為を避けるようにしましょう。
・セックス
・デリケートゾーンのムダ毛処理
・ビデの使用(洗いすぎないため)
・日ごろと違う生活習慣
・飲酒
なお、月経期間中は診察に支障があるので、
受診する日が月経周期にかぶらないように調整しておいてくださいね。
診察当日は服装やメイクに気を付けよう!
そして診察当日。
初診でも内診(外陰部、膣、子宮、卵巣などの視触診)
や経膣超音波検査は可能です。
普段は服の奥深くに隠している大切な場所を他人に見せるわけですから、
初めての方は緊張するはず。
少しでも心の負担を少なくするため、出かける前に改めて外陰部を洗っておくか、
携帯式ビデを用意して病院のトイレで洗えるように
しておくことをおすすめします。
服装はスカートなど下着を脱ぎやすいものを。
靴もブーツなどを避け、診察の邪魔にならないようなものを
履いていきましょう。
貧血の症状がある方は顔色や唇の色も大切な判断要素になるので、
メイクはしないか、最低限のナチュラルメイクにしてください。
ノーメイクで行って、診察後にトイレでメイクをして帰るという方もいるようです。
不妊症では膨大な「可能性」を消去法で選りすぐって原因に迫り、
治療方法を模索します。
医師が正確に判断できない状態で診察を受けても意味がありません。
丁寧に準備を整えて診察に臨んでください。
0コメント