過酷な夏こそ妊娠には最適なシーズン!?
夏には日射病や熱中症で多くの方が亡くなります。
ご老人や乳幼児など体力が弱い方だけでなく、
体力が充実している方も暑さには勝てないのです。
女性は妊娠すると水分の巡りが悪くなります。
老廃物が蓄積しやすくなり、暑さにも順応しにくくなるため
熱中症リスクが高くなるわけです。もし妊婦の女性が熱中症になれば
胎児への影響も考えられますよね。
このようにお話しすると「夏の妊娠は危険」と思われるかもしれませんが、
私は個人的にこう思うのです。
もし妊娠するなら夏が最適なシーズンなのではないかと。
妊娠期間の終わりは10か月後
妊娠成立が盛夏だとしたら……
出産する時期を考えてみてください。
10か月先ですから梅雨か、初夏の時期になります。
気温がそれほど高くなく、過ごしやすい気候の中で出産し、
体力を回復することができるのではないでしょうか。
盛夏までの2か月で体力を戻す自信がない方は、
逆算して初夏のころが妊娠の最適期ということになります。
不妊治療による妊娠でも自然妊娠でも、
結局のところ「いつ成功するか」なんて運任せです。
狙ってその時期に妊娠できる可能性は少ないですが、
こころとからだを整えて「その時期」にピークを持っていくことはできるはず。
少なくとも体力を充実させておけば夏バテは避けられますから、
夏バテから連鎖的に起こる秋バテなどの体調不良も予防できます。
そういうことで、私はこの夏、まさに「今」に向けて力を蓄えてきました。
2018年前半はほとんど半病人のように過ごしてきましたけれども、
地道な努力が多少は報われたのかなと思っています。
4つの「Y」を忘れずに過ごしていきたい
不妊治療には検査が付き物です。
ステージに応じて治療の難易度や身体への負担も大きくなり、
治療そのもののダメージから回復できないというケースが出てきたりします。
本当に子どもがほしい、そして、生まれた子どもと夫と、3人で幸せになりたい。
そう考えるのであれば、今この時、何があってもすぐに
回復できるくらいに体力を高めておかなければならないのです。
婦人科検診の基本中の基本、子宮頸がんの検体検査を受けた際のお話です。
私は体力がどん底レベルにまで落ち込んでいて、
ちょっと細胞を削り取っただけで数日間出血が止まりませんでした。
病後だったせいもあって、やはり私には妊娠なんて無理なのかもしれない
と後ろ向きになったものです。
あれからおよそ半年。
ちょっと手を切ってしまった時などに、
体力が少しずつ回復した成果を実感がします。
これからも私は、自分なりの元気の秘訣、「4つのY」を忘れずに頑張っていきたい。
4つのYとは、
よく笑い、よく食べ、よく眠り、よく働くことです。
食べて眠り、適度に身体を動かし、笑って心と体を開放する。
ある意味、これが私の健康法のすべてです。
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