知人から聞いた妊娠・出産で変わったこと

母親になるってどんな気持ちだろう。

どういうことなんだろう。

最近よく考えます。

親になるというのは大変なことです。

もちろん男性にとっても大きな出来事でしょう。

しかし、自分のおなかの中でひとつの命をはぐくみ、血と体力と、

すべてを分け与える女性にとっては「大きな出来事」どころではありません。

幸いというか、今年無事に出産された知人に話を伺う機会があって、

「ああ、そういう影響もあるんだ」と

目からうろこが落ちたのでご紹介したいと思います。

妊娠・出産は命を削る行為だという意識がありましたが、ちょっと見方が変わりました。

子どもを産んで月経前症候群が軽くなった

お話してくださったAさん(仮)は、妊娠前の月経周期が安定していなくて、

自力では排卵日を予測できなかったそうです。

基礎体温表を付けても全く見当がつかなかったので婦人科に通ったのだとか。

医師のアドバイスで手探りのタイミング法を行い、妊娠にこぎつけたと聞きました。

産前と産後で何か身体の変化がありましたか?

との問いに対して彼女はこう答えてくれました。

・・・・・・

妊娠前と後では、生理自体は少し楽になったような気がします。

でもそれほど大きな変化というわけじゃないですね。

なんとなくそう感じるっていうくらいです。

悩みとしては、おなかが出てしまって戻らないんですよね。全然だめです。

産後1か月とか2か月とかで体形を戻している女性もいるみたいですけど、

ホントに!?って思ってしまいます。

体重が全然戻らないんです。よく言われる抜け毛とかは、私は大丈夫でした。

やっぱり個人差ってあるんですね。

・・・・・・

調べてみたところ、妊娠を期に月経前症候群が軽くなるというケースは

実際にあるようです。ブログなどでそのように語っている女性を何人も見つけました。

太りやすくなったり、皮膚がたるんでしまったり、

骨盤が歪んでしまったりといったネガティブな変化ばかりを予想していたのですが、

月経前症候群に関してはこんなポジティブな影響もあるんだ!

と視野が開けた気持ちです。

出産後、体重増加に悩む女性は多い。原因は?

妊娠後期になると身体を動かすのが困難になり、どんどん筋力が低下していきます。

出産後もその状況は変わらないので、増えた体重が減らないのだと言われています。

確かに、筋肉が少なければ少ないほどエネルギー消費量は少なくなりますから、

まあそうかもな、という感じですね。

でも、産後の女性に「さあ運動しろ!」というのも酷なものです。

授乳していると自然に体重が減るという声もあります。

つまり、産後にある程度の期間「太りやすい」のも、

子どもをはぐくもうとする仕組みのひとつなのかもしれません。

妊娠前から筋肉を貯金しておくことが大事、ということなのでしょうね。

いま妊娠したら、私は高齢出産もいいところです。

お話してくれた彼女は私より年下で、体力もうえです。

私の身体が被るダメージは計り知れないと思うと、ちょっと空恐ろしくもなります。

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30代不妊治療について思うこと。不妊治療を知り、妊活から体外受精や顕微授精についてまで、自分のペースで調べていきます。