不妊治療の初診時に受ける検査

このところ医学的な情報と現実の肉体、実感との隙間にはまり込んでいましたが、

今日は少し目先を変えてレディースクリニックの初診時に受ける検査について

書こうと思います。

不妊治療を最短ルートで進めるために予備知識は欠かせません。

まだレディースクリニックを経験したことがない女性にはきっと役に立つはずです。

心の準備と、医師の質問に答える用意が必要です。

ぜひ参考になさってください。

「不妊症の検査」のスクリーニングから始まる

病院の検査は、言ってみれば医師と患者の密接なコミュニケーションです。

まずは医師が患者を知ることからすべてが始まります。

最初にレディースクリニックを受診した時に行われるのは

「問診」「内診」「超音波検査」の3つです。

内診についてはクリニックによって単に診察とも言いますね。

内診は医師がおなかの中を触診することです。

触ってしこりがないか、形状に異常がないかなどを調べるのです。

そして、超音波検査は超音波を発する棒のような端子を膣に挿入し、

膣経由で卵巣や子宮のリアルタイム画像を取得します。

レディースクリニックではこのように膣に何かを挿入する検査が多いので、

診察前に処女かどうかを必ず聞かれます。

必要な確認事項ですから、正直に答えるようにしましょう。

問診については説明するまでもないですよね。

医師が専門知識に沿って患者に質問し、患者本人が答えることです。

回答が不正確だったり間違っていたりすると正確な診断ができず、

不必要な検査を受ける流れになるかもしれません。

身体に余計な負担がかかる恐れがありますし、何より時間の浪費になり、

不妊症の原因解明が遅れたり、本当に必要な検査が後回しになったり

という可能性があるので、質問される可能性がある内容をある程度

まとめてから診察に臨むことをおすすめします。

問診で質問される可能性がある項目

問診で質問される内容には

「え、その質問にはどんな意味があるの?」というものもあります。

ついうっかり見栄を張ってウソをついてしまう女性。

ついつい答えを盛ってしまう女性も少なくはないそうです。

例えば、お風呂は入ってる?

入浴剤を使ったりするの?

昨日の夕飯は何を食べた?

好きなおやつはなに?

ダイエットしてる?

どんなファッションが好きなの?

旦那さんと仲いい?

いつ頃から付き合って結婚したの?

今日は旦那さんどうしてるの?

お住まいは?

夫婦で暮らしてるの?

趣味はある?

毎日何時に寝て何時に起きるの?

運動はしてる?

などなどなど、一般の病院で質問される病歴などのほか、

非常にプライベートな部分に踏み込んだ内容まで明らかにしなければなりません。

これらの質問に対して正直に、なおかつ正確に答え続けるのは

人によっては大いに苦痛を伴う行為だと考えられます。

問診の時に精神的苦痛を感じたとしたら、

それもまた肉体にまつわるひとつの要素です。

「この質問に答えるのが苦しい」ことを医師に伝え、

苦しく感じる理由も説明できるように、心を整えておくことをおすすめします。

初診時の不妊の検査

30代からの不妊治療や検査のことブログでつづる

30代不妊治療について思うこと。不妊治療を知り、妊活から体外受精や顕微授精についてまで、自分のペースで調べていきます。