不妊症か調べる検査6・子宮頸管の炎症の検査
久しぶりに筆を取りました。
正確にはキーボードですけれども。
長期間体調を崩していた後は生活のペースをもとに戻すのに
結構な時間がかかります。
ちょっと無理をしただけでまた体調を崩して元の木阿弥、
「あれ?私はどうやって生活していたのかしら」と
立ち止まっては身の回りを見渡す手探りの日々でした。
前回と前々回の更新用テキストは以前に用意していたものです。
間が空くとどうも流れのままにとはいかないですね。
前回宣言したタイトルの記事は少し先延ばしにさせてください。
今回は、ちょうど調べていた子宮頚管炎についてまとめたいと思います。
不妊症かどうか調べる子宮頚管炎の検査
子宮頚管に炎症が起こっているかどうか調べる検査は、
不妊治療を考えている女性ならば誰もが通る道です。
検査内容は問診とおりものの顕微鏡検査、培養検査などで、
神戸ARTレディスクリニックによると、子宮頚管に炎症がある場合、
頚管粘液に白血球などの炎症性成分が混じって濁るそうです。
おりものの色やにおい、粘性の程度などに異常があれば、
目視でもある程度は気付けるはずです。
正常なおりものにはほとんど色もにおいもありません。
薄い乳白色を帯びたり、わずかに甘酸っぱいにおいがしたりすることもあります。
甘酸っぱいにおいのもとは善玉菌なのでおりものが良い状態のサインとも言えますね。
子宮頚管に炎症が起こる原因
子宮頚管に炎症が起こる原因は主に感染症です。
淋菌(りんきん)、レンサ球菌、大腸菌、クラミジアなどの
感染がよく確認されているそうです。
感染は出産時にできた傷や、性行為によって起こります。
また、おりものの色が茶褐色に変化した場合には子宮頸がんの恐れがあります。
感染症にしろ、がんにしろ、治療が必要なので必ず病院に相談しましょう。
ひとりで悩まず、異常の原因を確かめることが大切です。
子宮頚管の炎症を放っておくとどうなる?
もし子宮頚管の炎症に気付かず、放置してしまうとどうなるでしょうか?
炎症は広がります。最初は子宮頚部だけだった炎症が徐々に拡大しつつ悪化し、
子宮傍結合織炎、子宮内膜炎、子宮付属器炎、骨盤腹膜炎などにつながるのです。
いずれも重大な症状で、不妊症の原因になるばかりか命の危険も伴います。
ある女性が、夫の風俗通いのせいでいつの間にかクラミジアに感染し、
不妊症になっていたという話があります。
特殊なケースかもしれませんが、自分で気づかないうちに
性感染症に感染している可能性は、パートナーのいる女性なら誰にでもある、
誰一人完全に安全という保障はないということだと私は考えました。
クリニックで先生から言われたことがありますよ。
「信じるのはいいけど、旦那さんだって男なんだから分からないよ」ですって。
盲目的に信じるのは危険とういことらしいです。
本当にそうだな、と実感しています。何があったかは言えませんけど。
……察していただけたら幸いです。
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