性感染症の感染率下がってないの?

【WHO】性感染症の感染率は全く下がっていない【報道】

ニュースは斜め読みすることで、ひとつの報道では語られない

「何か」の姿が浮かび上がってくることがあります。

例えば、WHOが公表したという「性感染症感染率」のお話。

●WHO公表、毎日100万人が性感染症(STIs)に感染

今年の6月6日、世界保健機構(WHO)が発表したところによると、

世界で毎日おそよ100万人が性感染症に感染しているそうです。

性感染症の種類はクラミジア感染症、淋病、トリコモナス症、梅毒などが多く、

年間での新規患者累計は3億7600万人を超えるとのこと。

しかも、薬剤耐性を有するタイプが増えている模様で、WHOは極めて

深刻な事態であるとして警告を発するに至った、と言います。

25人に1人が感染しているのに「自分は大丈夫」と思い込む日本人

新たな感染者が増える一方で、既存患者の多くが治療を受けていないので、

結果として性感染症(STIs)患者の総数は増えるばかり、

現在世界で25人に1人が上記4種類のうち1つ、もしくは複数の性感染症(STIs)に

感染しているという計算になり、極めて危険な状況です。

インバウンド、アウトバウンドが急激に拡大した今、

日本人だってこの危機を共有しているのです。海外に行く機会がなかろうが、

そんなの関係ありません。だと言うのに、日本人の多くは危機感が薄く、

「自分は大丈夫」と思い込んでいる様子がうかがえます。

ちょっとでいいので、検索してみてください。

検索KWは「性病」あるいは「性感染症」でOKです。

ニュース検索ができる方は、そちらで検索をかけてみてください。

すぐに目につくはずですよ。

「日本人」と「性感染症(STIs)」の組み合わせでよく話題に上がるのがこちら。

・性病感染で彼氏(夫)の浮気が発覚

・夫(彼氏)からうつされた性病で不妊症に

・ブライダルチェックを受けておけばよかった

・妻の浮気で性病に感染

巨大掲示板サイトでもこの手の話題はヤマモリでヒットします。

どこからどこまで本当なのかは微妙ですけども。

ただひとつ確かなのが、日本人のほとんどが性感染症(STIs)に無防備だということ。

男性だって最終的には無事では済まないのが性感染症(STIs)だというのに、

あまりにも危機感が薄すぎます。そのうえ腹立たしいことには、

日本人にも比較的多い性器クラミジア感染症の場合、

男性にはそれほどひどい症状はあまり起こらないのに、女性がうつされると

いつの間にか不妊症にまでなってしまう、

そして、そのようなケースが少なくないらしいのです。

日本で性感染症(STIs)に感染している中心世代は10代20代の若者ですから、

私とは異なる倫理観を持っているのかもしれません。だけど、どうしても言いたい。

不特定多数との性交渉は、できればやめましょう。

女性のみなさんは、自分を大事にしてください。10代20代だけじゃなく、

もちろん30代の女性も。

そして、男性も。いくつもの花に夢を見るのではなく、あなたを見て、

あなたを愛してくれるたった一人を見つけるほうが、きっと、より一層

豊かな人生になるはずです。

30代からの不妊治療や検査のことブログでつづる

30代不妊治療について思うこと。不妊治療を知り、妊活から体外受精や顕微授精についてまで、自分のペースで調べていきます。